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2020.11.4 睡眠

レム睡眠とノンレム睡眠の役割

今回は睡眠についてお話をしていきます。

人間は一晩のうちにレム睡眠とノンレム睡眠を交互に4~5回繰り返しています。

レム睡眠(Rapid Eye Movement)では睡眠中に急速眼球運動が行われ、ノンレム睡眠中には急速眼球運動は行われません。

 
レム睡眠 ノンレム睡眠
身体の活動 筋肉がゆるみほぼ活動しない 寝返りなど、ある程度活動する
大脳の活動 活発に活動 ほぼ活動しない
眼球の運動 すばやく運動する 入眠時以外は、ほぼ運動しない
呼吸と心拍数 自律神経は不安定、心拍数も変動する 呼吸と心拍数は少なくなる
鮮明な夢を見る ほとんど夢を見ない
睡眠の深さ うとうと, すやすや ぐっすり

 

 

最初はノンレム睡眠から始まり、寝始めから約90分後にレム睡眠に変わります。

この最初のノンレム睡眠は「ゴールデンタイム」と呼ばれるくらい大切な時間で、成長ホルモンが大量に分泌され筋肉や骨の成長と修復、そして疲労回復に重要な役割を果たしています。

脳の修復、肌のメンテナンス、免疫力の向上もノンレム睡眠中に行われます。

表でも分かる様に、金縛りは脳が活動して身体が活動しないレム睡眠中におこり、夢遊病(睡眠時遊行症)は脳の活動が弱くて身体が活動するノンレム睡眠中におこります。

電車の中でレム居眠りしてしまうと筋肉がゆるんでいるので隣の人にぐったりと寄りかかってしまうかも?

 

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